レバーハンドル(標準金物一式)について
今回は建具の中で「開き扉(ドア)」を開け閉めするレバーハンドル(標準金物一式)について解説します
(標準金物一式)レバーハンドルのデザイン
美和製ステンレスレバーハンドルを選定します。デザインは64番や50番や53番が一般的ですが、定価が高いのは64番なので、最初に提案する中ではこちらを選びます。美和製でアルミ製のレバーハンドルもありますが、シリンダーヘッドと色味が合わないので最初からは提案しない方がいいです。レバーハンドルとシリンダーの色はST色が基本です
(標準金物一式)レバーハンドルの機能
シリンダー錠なのか、トイレの表示錠なのか、鍵なしの空錠なのか、などの機能ですが、すべての箇所を鍵付きのシリンダーサムターンで選定します。キープランが最初から明記されている図面が少ないこと、明記されていてものちに変更されることを最初から考慮しておきます。同様にマスターキー加算額も最初から見込んでおきます。加算額は美和ロック、ゴールともほぼ同じです(金額は金物店等により違ってきます)
(標準金物一式)レバーハンドルの品番
結論:「美和ロック U9WLA64-1 ST色」としておきます。以下、品番の意味を解説します。「U9」とは「ユーナインシリンダー」のことで、美和ロック製のシリンダーの種類です。多くの建物で現状使用されているシリンダーです。「WLA」とは木製建具に使用するレバーハンドルケースの品番です。そして64番レバーハンドルを使用してシリンダーサムターンの意味が「64-1」になります。「ST色」はそのままステンレス色です。
レバーハンドルには沢山の種類があり、選ぶ対象の建物が店舗や施設、住宅でも選び方が変わってきます。選定方法も分からないポイントも沢山あるので以下に箇条書きにしておきます(質問などを頂いたら随時記事を追加していきます)
- レバーハンドルの材質やデザインについて
- 既存のレバーハンドルの交換について
- レバーハンドル(キープラン)について
マスターキーについては解説する点が沢山あるので以下に箇条書きにしておきます
- マスターキーについて(基本編)
- U9キー、ディンプルキー、マスターキー、同一キー、コンスキー、グランドマスターキー、マルチする・されるなど用語の解説
- ユニオン製レバーハンドルとマスターキーについて
文責:木製建具金物アドバイザーhk